◆かわべご利用レポート◆(茶の湯体験編)

皆さま、こんにちは!かわべスタッフです。

いつもHPをご覧いただきまして誠にありがとうございます!

今回から不定期で、かわべがどんな施設で、一体どんな使われ方をしているのかレポートしていきたいと思います!

ご協力していただいたのは、放課後子ども教室あゆっこワクワク広場さんです。

あゆっこワクワク広場さんは、津和野町立日原小学校の放課後児童クラブと一緒に様々な活動をされています。

「かわべ」を「茶の湯体験」でご利用してくださるということで、撮影の許可を得て取材させていただきました。

当施設「かわべ」には茶の湯体験にはもってこいの古民家をリノベーションした「母屋」があるのです!\バーン!/

そんな「かわべ」の「母屋」で催された「茶の湯体験」を覗いてみましょう!レポートスタート!

 

まず、母屋玄関前にて茶道裏千家教授の田中孝三先生よりご挨拶。

ここで「懐紙(かいし)」と「楊枝(ようじ)」が参加の児童に配られます。

 

ご挨拶も終わり、いざ母屋の中へ、、、。

と、ここでまず最初に玄関先でのマナー(作法)を教わります。

◆靴を脱ぐときは正面を向いて脱ぎ、靴を揃えてから端に並べる(相手におしりをむけないこと)。

田中先生が見守る中、みなさん上手にできていました!

 

玄関先での作法を終え、いざ入室!

と、ここでもお茶室に入るときの作法があります。

◆お茶室に入るときは、扇子を前に置き正座してお辞儀をして入ること。

お茶室へ入る時は右足から入ります。まず、掛け軸やお花・お香が飾ってある床の間を拝見します。

それから茶席に座ります。

 

 

茶席について、、、茶の湯体験スタート!!

 

「お菓子をどうぞ」と勧められたら、お隣の方に『お先に』と言って菓子の器を両手で持って少し持ち上げ、軽く頭を下げてから菓子鉢の上に置いてある箸で自分の懐紙の上に菓子を一つ取ります。

箸は菓子を置いた懐紙の端でぬぐってから、鉢の上に元のように戻します。

 

 

お茶が運ばれてきます。菓子の時と同様の作法で対応し、『お点前(おてまえ)頂戴いたします。』と言って礼をし、軽く茶碗を上げ、左手に乗せて軽く右手を添えます。

お茶は茶碗を右手で手前に2回まわしてからいただきます。飲み終わったら、右手(親指と人差し指)で飲み口を拭き、茶碗を逆方向にまわして畳の縁(へり)へ置きます。

 

お茶を点てます。。。

 

お茶が運ばれてきました。

 

 

茶の湯体験は1時間程度の時間でしたが、参加の児童たちは先生方に一人ひとり丁寧に教わり、楽しみながら、時には緊張しながら、上手に「お菓子」と「お茶」をいただいていました。

なかにはお茶やお菓子のおかわりをする子も!!

下校時間の都合で、上級生が遅れての参加でしたが、上級生だけあって落ち着いていて「さすが!」の一言でした!

「茶の湯」を体験する機会は、あまりないとは思いますが、日本の伝統文化に触れ、作法を学ぶって大切だな、と感じたし、日常生活にも活きてくるんじゃないかとも思いました。(靴を揃えたりとかいただく前に声を掛けるとか・・・。)

今回、その機会が設けられて、小学校の低学年で体験できるってすごいこと!素敵です!!

今回得た「学び」を色々なところで活かして欲しいものです。

 

最初は堅苦しいイメージのあった茶の湯ですが、体験中は先生も子どもたちも笑顔で溢れていて、とても素晴らしい時間になったのでは、と取材を通して感じました。

 

 

私も体験させていただきました!とても美味しかったです\(^^)/

以上で、今回のかわべご利用レポートを終わります。

ご覧いただき、ありがとうございました。

また次のレポートでお会いしましょう♪