幕末の津和野藩の風景を描いた「津和野百景図 第八十七図 枕瀬の渡船場」に描かれた天領日原の様子。

日原市街地は江戸時代、日原銅山を中心とした幕府直轄地、つまり 天領でした。高津川の水運、奥筋往還などの街道も集中した交通の 要衝でもありました。 高津川は一級河川として全国で唯一、支流も含めてダムがない川で、 何度も水質日本一に輝いた天然の清流 です。鮎やツガニなどの味覚をもたらす、豊かな流れです。

にぎわい拠点は、日原市街地の春日町 というエリアに位置し、古民家は天領 の商家でかつては川から船が乗り入れ て、商いを行なっていました。 建物や立地の魅力を活かしながら、人々 が交流する拠点を目指しています。