ミニ上映会~島にて~ 開催します♪

令和3年11月14日(日)、かわべ母屋棟にて「ミニ上映会~島にて~」を開催します♪

島で生きるということー。

人が集団で暮らし、社会を営むために無くてはならないものとは?

日本海の沖合にぽっかりと浮かぶ山形県唯一の有人離島——飛島(とびしま)。酒田港から定期船で75分、島の面積は2.75㎢。本土を望めば雄大な鳥海山、豊かな自然をたたえた島は、その全域が国定公園に指定されている。かつて日本海側の海の交通の要所として栄え、島民の多くは漁業や農業で生計を立ててきた。「北は樺太、南は九州まで、いろいろな思い出があるけど、今はわびしいもんだ」と往時を懐かしむのは、漁師の和島十四男さん(80)。過疎と高齢化が進み、現在は140人ほどが暮らす。今年は、島でただ一人の中学生・渋谷新くん(15)が卒業の時を迎えようとしていた。高校進学が決まれば、新くんは島を離れ、飛島小中学校は休校となる。いっぽう、UターンやIターンで島に来た若い人たちがいる。島内に雇用を生み出そうとユニークな取り組みを続ける「合同会社とびしま」の共同代表・本間当さん(38)もその一人。「“漁師にだけはなるな”と育てられたけど、なぜか島に戻ってきた」と笑う。

人が人として、社会を営み、生きていくために本当に必要なものとは何か? 平成最期の一年間、飛島の人々の暮らしを記録した本作が映し出すのは、生活者たちのエピファニー、継承と再生の兆し、ある時代の終わりと始まり。監督は、文化庁映画賞受賞『ただいま それぞれの居場所』の大宮浩一と毎日映画コンクール受賞『桜の樹の下』の田中圭。

(C)『島にて』製作委員会

 

日時:令和3年11月14日(日)

場所:日原にぎわい創出拠点かわべ 母屋棟

上映時間:10:00~、14:00~(2回上映)

定員:各回20名(要予約)

料金:500円

※定員に達し次第、締め切ります。観覧希望の方はお気軽にお電話ください。

お問合せ先:0856-74-1930(日原にぎわい創出拠点かわべ)

 

皆様のお越しをお待ちしております。