ミニ上映会~プリズン・サークル~ 開催しました♪

令和3年6月20日(日)、かわべ母屋棟にて「ミニ上映会~プリズン・サークル~」を開催しました♪

取材許可まで6年、撮影2年ー

初めて日本の刑務所にカメラを入れた圧巻のドキュメンタリー映画です。

※映画のワンシーンです。

「島根あさひ社会復帰促進センター」は、官民協働の新しい刑務所。警備や職業訓練などを民間が担い、ドアの施錠や食事の搬送は自動化され、ICタグとCCTVカメラが受刑者を監視する。しかし、その真の新しさは、受刑者同士の対話をベースに犯罪の原因を探り、更生を促す「TC(Therapeutic Community=回復共同体)」というプログラムを日本で唯一導入している点にある。なぜ自分は今ここにいるのか、いかにして償うのか? 彼らが向き合うのは、犯した罪だけではない。幼い頃に経験した貧困、いじめ、虐待、差別などの記憶。痛み、悲しみ、恥辱や怒りといった感情。そして、それらを表現する言葉を獲得していく…。

監督は、『ライファーズ 終身刑を超えて』『トークバック 沈黙を破る女たち』など、米国の受刑者を取材し続けてきた坂上香氏。日本初となる刑務所内の長期撮影には、大きな壁が立ちはだかった。取材許可が降りるまでに要した時間は、実に6年。この塀の中のプログラムに2年間密着したカメラは、窃盗や詐欺、強盗傷人、傷害致死などで服役する4人の若者たちが、新たな価値観や生き方を身につけていく姿を克明に描き出していく。

 

上映会は10:00~と15:00~の2回上映でした。

母屋棟での開催ということもあり、席数も限定20席でしたが、たくさんの方々にお集まりいただき、盛況の上映会となりました。

映画本編はというと、4人の受刑者に密着し、その4人が教育の末に成長・変化していく様を描いていました。

「感動」というよりかは、とても「考えさせられる」圧巻の作品でした。

次回のミニ上映会は8月開催予定です。

またお知らせいたしますので、その際は是非かわべにお越しいただきたいと思います。

またよろしくお願いいたします。

 

上映会に足を運んでいただいた皆さま、ありがとうございました♪